一寸先はヤミがいい

〜薬剤師ガンサバイバー 今日も前向きに〜

2021-10-01から1ヶ月間の記事一覧

75 「がん」との付き合い方(2)

前回の続きです。 では、何もしないのが最善の治療なのか? 「エコ・エボ」指標 エコ=生態のことで、がんの発生している環境のことを意味しています。 ・がん細胞の生息地は栄養豊富か?栄養の少ない不毛の地か? ・免疫細胞の見回りが厳しいのか? ・正常…

74 「がん」との付き合い方(1)

進化が生んだ怪物 キャット・アーニー著 ヒトはなぜ「がん」になるのかー進化が生んだ怪物― を読み終えて、今までがんはどのような研究がなされてきたのか、また現在のがん研究がどのようになっているのかを知りました。 がんは他の病気と同じように、完治は…

73 薬剤師あるある(14)

コミュニケーションスキル 薬局にいらっしゃる患者さんは、病気を抱えている方ばかりです。 普通のお店とは違って、買い物に来る方ではないので、楽しい顔をして入っていらっしゃる方は皆無と言っていいと思います。 薬局に入るまでにどんな思いでいらっしゃ…

72 車酔い

車酔いのメカニズム 私は小さいころから車酔いをするので、なるべく自分で車を運転することにしています。 なぜか自分で運転して車酔いになった事は一度もないのですから不思議です。 生まれた時から、両親そろって車の免許を持っていて、どこに行くのも車だ…

71 薬剤師あるある(12)

スーパーフード(2) スピルリナ 藍藻類に属する螺旋状の微細藻類で、完全なタンパク質(60%がタンパク質)で、8種類の必須アミノ酸を含有し、貴重な栄養源の1つとして世界中で食されてきたという長い歴史を持つ。 スーパーフードの組み合わせとしてベース…

70 薬剤師あるある(11)

スーパーフード(1) 日本ではなじみの薄いスーパーフードですが、欧米ではかなりの商品があり、摂取されているのに驚いています。 病院や施設で積極的に摂取されているようです。 アメリカで取り入れられた「オーソモレキュラー療法」は、日本では「分子整合…

69 菜根譚(さいこんたん)

逆境は良薬 渋沢栄一の「論語と算盤」が脚光を浴びるようになりましたが、「論語」は孔子という知恵者が弟子たちに向かって賢明な生き方や学び方や物の見方を語り伝えた人生の指南書ではあるものの、孔子は宗教家でも哲学者でもなく、その後成立した「儒教」…

68 薬剤師あるある(10)

鉄不足 現代人の特に見落としがちな栄養素のひとつに鉄分があります。 鉄欠乏性貧血は、その名の通り、体の中で鉄が不足して起こる病気。 体に貯蔵してあるはずの鉄が失われ、血液中の鉄が不足してしまう。 体内で鉄が不足してしまう原因としては、第一に食…

67 薬剤師あるある(9)

糖尿病 コロナ禍になって、丸2年以上が経っていますが、おうち時間の増加とともに、糖尿病や痛風、脳卒中(脳梗塞と脳内出血)が激増しています。 このコロナ禍では、病院に行きたくない、検査をすぐにしてもらえないなどの心配事が多くなり、身体の異変を…