一寸先はヤミがいい

〜薬剤師ガンサバイバー 今日も前向きに〜

48 新型コロナウィルスのパンデミックがもたらしたもの(1)

オードリー・タン氏 台湾におけるウィルス封じ込め作戦はあまりにも有名ですが、それはオードリー・タンという一人の人だけで成し得たことではありません。 台湾の社会の仕組みを変化させてきた国民全体の力と言えるのではないでしょうか。 2020/1/20、感染…

47 薬剤師あるある(3)

薬局に入ってこない人 小さな薬局では、待っている方がたくさんになるとソーシャルディスタンスが取れず、当然ながら、外でお待ちいただくか、いったん家に帰ってから再度来局をお願いするかの選択をしなくてはなりません。 地域密着の薬局なので、再度の来…

46 頭と身体

文武両道 「文武両道」という言葉は、文事と武事、学芸と武芸、その両道に努め、優れていることを指す語で、現代では勉学と運動(スポーツ)の両面に優れた人物に対して用いられます。 以前にお話しましたが、アタマ(意識)と身体(無意識)は人間の場合、…

45 薬剤師あるある(2)

患者さんの反応もそれぞれ 薬剤師は処方箋をいただいてから、薬の量や選択に間違いがないかどうか調べてから、服薬指導(薬の効果や、服用方法などを説明する)をするのですが、患者さんの反応も人それぞれです。 こちらの説明をしっかり聞いて、時々あいづ…

44 立花隆さんを忍ぶ

サイボーグ技術が人類を変える(2005/11/5NHKスペシャル) ジャーナリスト・評論家の立花隆さんが、4月30日、80歳で亡くなりました。 執筆テーマは、生物学、環境問題、医療、宇宙、政治、経済、生命、哲学、臨死体験など多岐にわたっています。 先日、サ…

43 薬剤師あるある(1)

私は地域密着型の調剤薬局に勤めています。 処方箋をいただいても、すぐに薬の準備ができないことがあります。 そんな時は、 薬の準備ができましたら、お電話させていただきますので、つながるお電話番号教えていただけますか? ○○時ごろ薬がそろいますので…

42 人類みな仲良く

人間が他の動物と唯一違うところは、脳が発達しているところだそうです。 人間以外の動物は生き抜くために他の種族を殺すことはあります。 しかし、同じ種族の中での争いでお互いが傷つくことはあっても決して相手を殺すようなことはないのだそうです。 同種…

41 東京というところ(13)

前回は第1のチャンス、明治時代の東京の大規模都市計画について話しましたが、 第2、第3のチャンスについて話そうと思います。 www.token.or.jp ② 大正12年(1923年) 東京大震災(関東大震災) 東京大震災は、父が12歳の時に起こりました。 我が家一家は、…

40 東京というところ(12)

東京の大規模都市計画も チャンスは3回あった 明治17年(1884年) 東京地区改正 薩長土肥による明治維新(1868年)に江戸から東京に改称され、東京府が誕生しました。 元号が江戸から明治になったのもこの年です。 京都と東京を往復していた天皇が明治3年(…

39 東京というところ(11)

東京はどのようにして、世界にも例のないこんな大都市になってしまったのでしょう? 東京都民は推定1400万人、神奈川・埼玉・千葉を含めたいわゆる「東京圏」の人口は約3800万人、カナダの総人口を上回っています。 水はけの悪い不毛の地だった江戸が徳川家…

38 ブルシット・ジョブ

ブルシット・ジョブとは? 『ブルシット・ジョブ』(Bullshit Jobs:A Theory)は、アメリカ人人類学者のデヴィッド・グレーバーによる2018年の本で、無意味な仕事の存在を仮定し、その社会的有害性分析している。 くそどうでもいい仕事のことです。 当人も…

37 東京というところ(10)

東京弁(下町言葉) 私が子どものころは、東京弁が会話の中にふんだんにあったような気がします。 私は下町育ちなので、下町言葉です。 有名なのは、「ひ」と「し」の発音がめちゃくちゃになってしまうことです。 潮干狩りは、ずっと「ひをしがり」だと思っ…

36 人を育てる

先日、TV番組で、バレーボールの元全日本代表、益子直美さんが「怒らない指導」の普及を目指していると知りました。 益子さんは高校、実業団でエースアタッカーとして活躍し、全日本代表にも選出されましたが、1992年、25歳の若さで現役を引退しました。 輝…

35 コロナについて

自然免疫と獲得免疫 自然免疫とは、受容体を介して、侵入してきた病原体や異常になった自己の細胞をいち早く感知し、それを排除する仕組みです。 生体防御の最前線に位置している仕組みともいえます。 ただし、特定の病原体に繰り返し感染しても、自然免疫能…

34 東京というところ(9)

NHK放映中の大河ドラマ「青天を衝け」で一躍脚光を浴びるようになった渋沢栄一ですが、私も名前は知っていたものの、なぜ今までそれほど話題にならなかったのでしょう? 大正5年に出版された「論語と算盤」は渋沢の講演集ですが、全十章からなり、利益ばか…

33 真実を正しく見よう(中道)

前回お話したように、「中道」と「中庸」は全く違うことです。 中庸とは? 以前にコモンセンスの話をしましたが、英語のコモンセンスを日本では「常識」と訳されました。 常識は時代によって変わるものです。 なぜなら、生活に密着した考え方、生活のために…

32 SPOM(持続可能な心の安定)

前回はSDGsについて書きましたが、書いているうちに、どんなことがあってもずっと心が安定している状態を人間が持てるのではないかと考えるようになり、 この言葉を自分なりに造り、SPOMと名付けました。 SPOMとはSustainable Peace Of Mindの略です。 私は…

31 SDGs(エス・ディージーズ)

SDGsとは? 最近よく耳にするこの言葉ですが、「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」の略称です。 2015年の国際サミットで、「誰も置き去りにしない世界」を目指して、17の目標(それぞれにターゲットがある)を2016年から2030年の15年…

30 東京というところ(8)

社会の構造を変える 巨大化したこの東京という都市を、どうすれば住みやすい街に変えることができるのでしょう。 どうも社会の構造を変える事がカギになるような気がしてきました。 まずは女性の社会進出をもっと向上させなくてはなりません。 女性の先人た…

29 働くとは?

理想のライフスタイル あなたは、職業を考える時、自分が どんな所に住みたいか? どんな生活をしたいか? どんな人生を歩みたいのか? を具体的にイメージしていますか? 巨大都市、東京に住んでいると、なかなかイメージしにくいのですが、欧米に行ってみ…

28 東京というところ(7)

東京という巨大都市 令和3年1月1日の東京都の推定人口は13,960,236人だそうです。 人口の多い区の第1位は世田谷区で941,985人。 2000年(平成12年)~2009(平成21年)年までは1年で0.7~0.8%の割合で増加していますが、2010年(平成22年)~2020年は増…

27 好きこそものの上手なれ

職業の選択 「天職」という言葉があります。 この歳になって考えれば、今の薬剤師の仕事が「天職」だと言えるようになりましたが、 この職業を選んだ時は、現在のような形で働くことになろうとは夢にも思いませんでした。 高校時代、ある先生に「君たち、職…

26 美しいと感じる心

じっくり観ること、じっくり聴くこと コロナ禍で、美術館や映画館に行くこともなくなり、もっぱら家で読書する、音楽を聴く、TVで美しい風景を鑑賞することしかできなくなりました。 結婚するときに相手に何を求めるのか?と考えたときに、私は、「同じ価…

25 常識とは?

私たちは昔から常識という言葉をよく使ってきました。 「あの人は困った人ね、常識がないんだから」 「そんなの常識よね」 どうも「常識」という言葉は誰もがわかっているようで、わかっていない言葉のようで、最近は、年齢の違う人と話すときに、この常識と…

24 東京というところ(6)

東京の食文化 私は小さいころから魚料理が大嫌いでした。 結婚するまで、魚料理が嫌いなのは、私のわがままで、肉料理が好きだと思いこんでいました。 夫の両親は関西の人で、義母に教わったお料理は、今までとは全く違い、カルチャーショックを受けました。…

23 がんという病気(3)

病人ではない人生を生きる がんは病気ではありますが、病人になる必要はないのです。と前回(2)で書きましたが、これは大事なことです。 がんになった人に対して、 「意外とお元気そうですね」「お元気そうで良かった」と、まわりの方は本人を気遣っての言…

22 東京というところ(5)

昭和の三種の神器と言ったら、「テレビ」「冷蔵庫」「洗濯機」ですが、ここでは最後の洗濯機について話しましょう。 洗濯機 洗濯とは、布をこすったり叩いたりすることで布から汚れを浮かせ(分離し)る、または布地に石鹸を浸透させ汚れを落としやすくして…

21 健康であること

今年の競泳の日本選手権は涙なくしては見られませんでした。 池江璃花子さんの復帰、4冠は、こんなことがあるのか?と驚きとともに、彼女が心細そうに出場していた初日から、段々と選手として自信をみなぎらせる顔になっていく様子がTVを通して国民全員が…

20 東京というところ(4)

自家用車 幼いころの写真で、ボンネットの上にちょこんと座っている自分の写真がとても印象的だったことを覚えています。 黒い「オースチン」という自家用車でした。 日産オースチンA40サマーセットは、日産自動車が1953年から1954年まで生産販売した小型乗…

19 がんという病気(2)

宗教に触れること 私が子どものころ、1週間に1度、ある家の2階に子どもたちが集まって、イエスキリストの話を聞く会がありました。 今考えると、キリスト教の布教活動の一端だったのではないかと思いますが、きれいな絵が印刷された紙を1枚いただき、キ…