一寸先はヤミがいい

〜薬剤師ガンサバイバー 今日も前向きに〜

2021-06-01から1ヶ月間の記事一覧

40 東京というところ(12)

東京の大規模都市計画も チャンスは3回あった 明治17年(1884年) 東京地区改正 薩長土肥による明治維新(1868年)に江戸から東京に改称され、東京府が誕生しました。 元号が江戸から明治になったのもこの年です。 京都と東京を往復していた天皇が明治3年(…

39 東京というところ(11)

東京はどのようにして、世界にも例のないこんな大都市になってしまったのでしょう? 東京都民は推定1400万人、神奈川・埼玉・千葉を含めたいわゆる「東京圏」の人口は約3800万人、カナダの総人口を上回っています。 水はけの悪い不毛の地だった江戸が徳川家…

38 ブルシット・ジョブ

ブルシット・ジョブとは? 『ブルシット・ジョブ』(Bullshit Jobs:A Theory)は、アメリカ人人類学者のデヴィッド・グレーバーによる2018年の本で、無意味な仕事の存在を仮定し、その社会的有害性分析している。 くそどうでもいい仕事のことです。 当人も…

37 東京というところ(10)

東京弁(下町言葉) 私が子どものころは、東京弁が会話の中にふんだんにあったような気がします。 私は下町育ちなので、下町言葉です。 有名なのは、「ひ」と「し」の発音がめちゃくちゃになってしまうことです。 潮干狩りは、ずっと「ひをしがり」だと思っ…

36 人を育てる

先日、TV番組で、バレーボールの元全日本代表、益子直美さんが「怒らない指導」の普及を目指していると知りました。 益子さんは高校、実業団でエースアタッカーとして活躍し、全日本代表にも選出されましたが、1992年、25歳の若さで現役を引退しました。 輝…

35 コロナについて

自然免疫と獲得免疫 自然免疫とは、受容体を介して、侵入してきた病原体や異常になった自己の細胞をいち早く感知し、それを排除する仕組みです。 生体防御の最前線に位置している仕組みともいえます。 ただし、特定の病原体に繰り返し感染しても、自然免疫能…

34 東京というところ(9)

NHK放映中の大河ドラマ「青天を衝け」で一躍脚光を浴びるようになった渋沢栄一ですが、私も名前は知っていたものの、なぜ今までそれほど話題にならなかったのでしょう? 大正5年に出版された「論語と算盤」は渋沢の講演集ですが、全十章からなり、利益ばか…

33 真実を正しく見よう(中道)

前回お話したように、「中道」と「中庸」は全く違うことです。 中庸とは? 以前にコモンセンスの話をしましたが、英語のコモンセンスを日本では「常識」と訳されました。 常識は時代によって変わるものです。 なぜなら、生活に密着した考え方、生活のために…

32 SPOM(持続可能な心の安定)

前回はSDGsについて書きましたが、書いているうちに、どんなことがあってもずっと心が安定している状態を人間が持てるのではないかと考えるようになり、 この言葉を自分なりに造り、SPOMと名付けました。 SPOMとはSustainable Peace Of Mindの略です。 私は…